気まぐれ日記 2018年6月

2018年5月はここ

6月1日(金)「お疲れさん・・・の風さん」
 やや睡眠不足で起床。
 天気が回復した。やっとリフォームの終わった我が家を眺めることができる。ロードから帰宅したときは夜、翌日からは雨と執筆で家に籠っていた。
 二日ぶりにコンタクトをしてみたが、やはり右目がおかしい。試しに古いコンタクトを入れてみると……、ちゃんと見えるじゃん。どうやら、ひどい汚れか傷がついているらしい。来週の課題だ。
 朝食後、リハビリに出かけた。残り1か月と決めているので、最大であと5回だ。この卒業も楽しみだ。
 問題なくリハビリを終えて(保険証を忘れたが)、こちらも久しぶりのホームセンターへ。家の物を購入し、山越えで帰宅した。
 昼食はまたインスタントラーメン(笑)。
 まもなくケーブルテレビが来た。1年前に契約を解除した衛星放送用の機器の回収に来たのだ。機器はとっくに私が外してあったので、すぐ終わった。
 未明に送った第一稿は無事届いていたので、その続きは保留しておいて、たまっている雑務を先に片付けようと思ったが、たまっていたのは雑務だけでなく、疲労もだった。集中力が出ない。
 そうこうしている間に、ポストに次々に請求書が届く。稼ぐとすぐこれだ。
 だらだらと夕方まで過ごした。疲れていては仕方ない。
 このまま終わってはいけないと、晩ご飯の後、月曜日のセミナーの講義スライドやテキストをバージョンアップした。かなり時間がかかったが、それだけ改善点が多かったのだ。なぜこんなことをしたかというと、事務局から年内2回の追加開催の提案があったからだ。11月に東京、12月に大阪である。受講生が集まれば開催となるが、なかなか作家一本になれない。

6月2日(土)「今ごろ疲労?・・・の風さん」
 現役時代からの癖で、休日も平日も区別がない。1年365日仕事。もっとも現役時代は毎日が平日みたいとも言えた。今は、毎日が休日なのに休みがない。
 久しぶりに仕事が一段落した感じがあるので、今日はオフ、と決めてもよさそうなのに、それができない。やることが多過ぎる。
 そういう理由からではないが、どうも体調がスッキリしない。
 午前中は、取材を含めた旅行計画を立案しようと、あれこれ検討したのだが、一つも確定させられなかった。基本的に東日本中心の旅行計画なので、遠くて時間がかかるのだ。都内に住んでいれば当然楽だが。
 中断して階下へ降りて、ソファで横になったら、起きられなくなった。
 午後3時に無理して起きて、ご飯に生卵を混ぜ込んで(いつもの卵ご飯とはレシピが違う)胃袋に詰め込んで外へ出た。
 責任感と義務感の強迫観念みたいな何かに突き動かされて、久しぶりの草刈りだ。茫々(ぼうぼう)になる前にトリミングするのがコツでもある。それでもバッテリ2個を使い切って終了。道路に飛び散った草を掃除するのと、草刈り機の洗浄そしてバッテリの充電という後片付けもなかなかの作業ではある。
 それにしても塗装の終わった我が家は新築みたいで美しい。
 晩ご飯前に、購入したコールマンのバーベキューグリルの点火確認をしようとしたら、Oリングの欠品があり、最終確認ができなかった。さっそくサービスへメール連絡しておいた。
 一昨年からツムツムにはまっているのだが、仲間がいなくていつもハート不足だった。そこで、ハート交換グループに参加希望連絡をしたら、3つ目がヒットした。10人ほどの小さなグループだが、私には砂漠で水を得た思いだった。
 相変わらず体力不足なので、早めに就寝することにした。直前にスコッチをちょっぴり飲んだ。

6月3日(日)「お義父さんたち来宅・・・の風さん」
 梅雨に入る前の快晴である。
 気分的には上々なのだが、どうも疲労が抜けていない。元気ドリンクを飲むのもちょっと気が引ける。
 朝食後、風呂洗いをした。午後、家内の家族が来宅するので、見せるため、簡易洗い(笑)。
 体が重いが、雑然と見える部分を片づけた。しかし、徹底できないので、スカッとした気分にはなれない。
 昼食にインスタントラーメンを食べ、少しは自分のルーチンをやろうと書斎に入ったら、ワイフが体験教室から帰宅した。いつも終わってもぐずぐずしているくせに、今日は信じられない速さ。
 予定では、2時に来宅するとのことだったので、コーヒーの準備に取り掛かった。たくさん淹れる必要があるから。しかし、ちょっと乱暴なことをしたために、お湯が沸騰して、危うくコーヒーメーカーを壊すところだった。
 お義父さんや、お義母さんたち(あと義妹夫婦とその次男)が来宅するのは、実に久しぶりだった。リフォーム工事が終わっていたので、安心して結果を見せることができた。そこまでは何とか元気だったが、まもなく私はお疲れモードになってしまった。せっかくのケーキやお菓子の効果が出るのは、だいぶ後だった。
 にぎやかな一団が帰り、やがて晩ご飯の時間になったが、あまり空腹を感じなかったので、残ったお菓子をワイフと食べて、晩ご飯を省略した。
 少しは仕事を、と思って、短編の参考資料を、少しだけメール送付した。

6月4日(月)「右目に異常なし・・・の風さん」
 今日も天気が好い。
 どうにも右目が気になるので、名古屋の眼科へ出かけた。散瞳することになるので、メガネをかけ、電車で向かった。
 ここ数年、本当に忙しくて、経過観察をしてもらいに行けなかったが、右目の見え方が変なので、先ずは、目の診察である。
 電車に乗ってしばらくしたら、トラブル発生。人身事故とポイント故障が重なったそうで、途中の駅でおろされた。何とか、後から来た電車に乗れて、それほどの遅れなく、眼科に着いた。
 精密眼底検査、視神経や視野検査を受けて、医師の診察を受けた。幸い、症状に悪化はなく、白内障のような新たな病気も発見されなかった。ホッとした。
 こうなると、いよいよコンタクトに何かトラブルが起きているに違いない。これは明日だ。
 散瞳してまぶしかったが、何とか元気が残っていたので、県図書へ向かった。
 ところが、県図書の手前まで行ったところで、今日は月曜で休館だと気付いた。
 バスで名駅に戻って、ドトールで軽くランチを食べて、電車で家路についた。
 ワイフはまだ帰宅していなかったので、歩いて我が家へ向かったが、雲一つない青空をバックにリフォームした我が家が美しかったので、iPhoneで写真を撮った。
 そのままソファで夕方までダウン。
 帰宅したワイフから、懐かしい人に会ったわよ、と報告を受け、ヒントをもらって誰か当てた。あとでメールを送って、拙宅に遊びに来てください、と誘った。リフォームできたので、友人や知人を誘うことができる。これが実に嬉しい。
 やっとフェイスブックに『ひらけ蘭学のとびら』が増刷になったことをアップした。たくさん反応があった。これも嬉しかった。
 昨日に続いて、短編用の資料を一つだけしっかり作成して送付した。

6月5日(火)「意外だったコンタクト問題・・・の風さん」
 週間天気予報によると、明日から雨つまり梅雨入りしそうな感じである。
 今日は、いよいよコンタクトの問題を解決しなければならない。
 長年お世話になっていたショップで、前回、医師に叱られたので、もう二度とあそこへは行きたくない。今日は、今年オープンしたショップへ行くことに最初から決めていた(笑)。
 平日の午前中で混雑していなかったこともあり、時間をかけて対応してもらえた。問題のコンタクトを持って行くのを忘れるという、いつものボケをやらかしたが、正確に情報を提供したこともあり、問題の本質がすぐに判明した。私がレンズの左右を間違えていたのである。
 どうやらだいぶ以前から間違えていたらしく、遠くのものをじっと見ていると、焦点がぼやけてきて、船酔い状態になるだという(私の場合、学生時代から左右の度数差が大きかったから)。高速道路でトンネル内を走行中に目が回ってきた原因が分かった。この件については、もう書かない。もっと面白い事実が判明したから。
 なぜか視力が回復してきたらしく、今回、両方とも2ランク弱いものにすることを提案された。さらに、近視だけでなく老眼まで改善されていて、1.0の老眼鏡でも強過ぎるくらいだという(これはツムツムの効果だと思う)。なので、近視用のコンタクトを2ランク下げると、小さな文字までちゃんと読めるのである。それでも視力は1.0くらいあるというから驚きだ。運転や映画鑑賞などで、しっかり見たいときは、0.5のドライビンググラスを使用することを勧められた。担当者もそうしているとのこと。
 そういうわけで、ものを見るということについて、大幅な生活改善が実現したのである。
 嬉しくなって、昨日できなかった県図書での資料調査に行くことにした。
 結局、県図書では5冊も本を借りて帰ることになった。
 日が落ちてから、雨が降り出した。いよいよ梅雨入りらしい。うっとうしい季節に入る前に、目の問題が解決して目の前が明るくなった。

6月6日(水)「健康上の懸案が進展・・・の風さん」
 雨が降っている。やはり梅雨入りしたらしい。庭の梅の実もほぼ熟している。あじさいも咲き出した。
 今日は、地元のかかりつけの医師の診察を受ける日。
 普通に朝のルーチンをこなしてキャメロンで出発。試しに昨日購入したドライビンググラスをかけてみる。値段はすごく安かった。でも、使える。何となく楽しい気分。
 整形外科で、顎の結果を報告しがてら、リハビリは今月いっぱいで終了を決定した。事実、ほぼ完治に近いという実感がある。
 PTに報告し、リハビリを受けた。あと多くて3回だ。7月から産休に入るPTも安心だろう。
 続けて内科。いつものようにボケた会話をして今日は終了。こちらのターミネイト方法は、私自身が著しく肉体改善しないといけない。
 3日連続で、健康上の懸案がかなり進展した。あと、今年は人間ドックを受ける年なので、いつにするかそのうち決めなければならない。
 帰りにホームセンターで自分の物を買って、雨の中、帰宅。ドライビンググラスの調子は良好。
 昼食を食べる元気もなく、ソファで昼寝。
 電話があって、近くの図書館からの講演依頼を受けた。来年の3月の話だ。
 夕食後、短編のための画像作成をおこない、メール送信した。第二稿は明日にする。やはりまだ疲れている。

6月7日(木)「3日でできることを4日で・・・の風さん」
 昨日までに終えたかった仕事ができていなかった。
 朝食後、キャメロンで出動。
 UFJのATMでお金をおろして、JPで送金、まちの電器屋さんで支払い、最後にJAで振り込み、となるところが、またカードの読み取りエラー。どうなってんの? と不愉快で訴えると、軽微なエラーのようなので、ATMで磁気書き込みを復活させられるかもしれない、という。え? そんなことできるの? と思ったが、やってもらったら、できた(^_^)。
 帰宅したら、やけに疲労感。
 昨日に続いて昼食を食べる元気もなくソファでダウン。
 爆睡(今日は晴天になったが、地面はだいぶ湿っているだろうと思い、草刈りは予定せず)。
 3時間以上寝てしまった。
 その後、来客が持ってきたケーキをいただいた。休養と合わせ技で元気が出てきた。
 先月の講演の講演録が届いていたので、校正作業に取り組んだ。すばらしい講演録になっていて、実際の講演より良いくらい。
 この校正作業が晩ご飯の後も続いた。
 時間的にはもう閉店だったが、昼寝してしまったこともあり、頑張って連載の第二稿に取り組んだ。
 第一稿が肩の力が抜けて書かれていたので、大幅な変更はなかった。
 どちらも送信して今日は終了。

6月8日(金)「開かずのシャッターが開く・・・の風さん」
 目が覚めたら、昨夜送った第二稿を修正したくなった。急いで手を加え、第2.5稿として送信した。
 梅雨に入って最初の二日連続の晴だが、午後からまた天気が崩れるという予報も出ていた。こういう機会に少しでも草取りをしておかねばならない。朝食後、着替えて屋外へ。
 不思議なことに裏の土地の雑草には露がたくさん付着している。昨夜、知らないうちに降ったらしい。電動草刈り機はやめて、軍手をはめ、家の周囲を中心に草をむしった。下半身がヘロヘロなのを感じる。
 気になっていたバーベキューコンロの着火確認をした。見事に成功。本番前に一度これで焼いてみたい。
 昼食にインスタントラーメンを食べ(ラーメン大好きなんだなあ)、キャメロンで出動。
 GSで満タン給油し、大型家電量販店へ行き「転ばぬ先の杖」買い物、そこからスーパーへ向かい、お気に入りのコーヒーを購入(来客には評判が良い。一番の理由は、使用量が多いため、鮮度が維持されているからだ)。
 帰宅し、疲労のためにソファで横になったら、ケータイが鳴った。保険の勧誘だった。男性の声で丁寧な説明。私も丁寧にお断りした。
 またウトウトしていたら、固定電話が鳴った。保険の勧誘だった。女性の声で、熱心だったが、私が実態に詳しいことを知り、諦めた。
 買い物に行っていたワイフが帰宅し、自慢げに「気が付いた?」と聞くので、「開かずのシャッターが開いたね」と答えた。リフォームで壁がきれいになったので、常時閉まっているシャッターが興ざめだった。私の留守中に、ワイフが勇気を出して開けたのだった。これは良い傾向だ。今のペースを維持して、どんどん家の内外をリフレッシュしていきたい。

6月9日(土)「疲労の中、雑務・・・の風さん」
 疲労をとるため寝坊してみた。
 起床すると良い天気だ。しかし、体がイマイチはっきりしない。疲労感が残っている。
 ブランチを食べ、今日も昼食は抜きだな、などと思う。しかし、ストレッチだけはちゃんとやった。これは気持ち良い。
 昼一番にリフォーム会社の営業マンが来た。リフォーム工事が終了したので、そのけじめみたいなもの。次にやりたいことはめじろ押しだが、リフォーム会社がベストと思われるものは今のところない。雑談して帰ったが、私の疲労は見抜かれた。
 昨日、ワイフがシャッターを開けたことがきっかけで、寝室の物入れの中のファンシーケースの整理に取り組んだ。予想以上にたくさんの衣類がつまっていた。何年間も使わなかったものだ。どうして使わなくなったのか、記憶が定かでない。使わないでいる間に、ライフスタイルもだいぶ変化した。今後、使いそうもないものをゴミ袋に入れて行ったが、半分くらいしか整理できない。とりあえず中断。疲れた。
 週末になったので、ツムツムのハート交換メンバーからハートがたくさん送られてくる。相手が休日だと私も安心して送ることができる。ハートがたくさんあるというのは、これまでにない経験だ。じゃんじゃんコインがたまる。
 夕方からたまっていた名刺の整理をした。当分、また増えることはない。
 晩ご飯の後、我が家の家計簿の記帳をした。4、5月分である。入力そのものは簡単だが、埋め込んである計算式がおかしくなっていて、修正しなければならなかった。
 雑務中心の土曜日だった。明日から天気が崩れるらしい。

6月10日(日)「昨日と同じ・・・の風さん」
 今朝も寝坊した。天気は曇り。体調も曇りか。
 ブランチ後、ストレッチをしようと思ったら、ちび助が邪魔でできない。
 簡単なルーチンだけこなして再びリビングへ。
 ちび助のために、ストレッチできない。なぜかと言うと、私はラグマットの上でストレッチをしているのだが、そのラグの下にちび助がもぐり込んでいるためである。
 ワイフが用意したおにぎり弁当が出ていたので、急いで食べた。昼食抜き作戦は実行できず。
 そのままリビングのソファでダウン。
 4時ころまで寝ていた。これだけ寝られるということは、やはり疲れているのだろう。そうでなければ、何かの病気か、あるいは老衰状態に既に入っているのだ。
 ここで甘いおやつをもらったので、そのエネルギーを使って風呂掃除をした。
 夜は、昨日に続いてエクセルにデータ記入。作家としての経費計算書だ。4、5月の2か月分をまとめて入力した。
 既に午前零時が近かったが、そこで就寝してしまうわけにはいかなかった。
 出版社と約束していた児童書のプロットの書き直しに取り組み、とにかく仕上げて、送信して終了。
 深夜だが、起きていたワイフと、寝室のエアコンの不調を相談。深刻な事態になる恐れ大である。

6月11日(月)「昼寝は副作用か・・・の風さん」
 一昨日くらいから、どうも体調がイマイチなので、アレルギーの薬を服用し始めた。これは花粉症が出てきたとき、その第一の弱い対症療法として採用している薬で、副作用は全くないと思い込んでいた。
 就寝前と朝食後に飲んでいたのだが、どうやら眠気が副作用としてあったらしい。
 また今日も午後、爆睡昼寝になってしまった。
 夕方、クロネコがやって来て目が覚めた。
 その前に届いていた宅配を先に開封した。弔電返しだった。会社の元同僚の奥さんが亡くなったのだ。手紙が入っていて、亡くなるまでの経緯が書いてあった。知り合った直後に奥さんになる人はくも膜下出血で一命をとりとめていたという。それが36年後に再発して亡くなったわけだが、すばらしいファミリーの思い出を作ってくれたことに対する感謝とともに、本来なら36年前に死んでいたのが、この思い出は魔法だったに違いない、といった内容だった。失った悲しみより、得た喜びを直視するまでの葛藤は想像に難くないが、これが本当の人生の意味のように思えて感動した。
 クロネコが届けてきたのは家庭用の火災報知器でけむり探知機である。4個をまとめ購入したので、ワイフと相談して適当と思われる場所にすべて設置した。ボケ対策の一環でもある。
 就寝前に、いよいよ長編の執筆活動を再開した。
 明朝のアレルギー薬の服用は中止だな。

6月12日(火)「終日風の強い日・・・の風さん」
 朝から快晴だが、風が強い。アレルギーの薬を飲まずに、一日を乗り切ってみよう。
 朝食後、ルーチンをこなしながら hairdye 。
 昼食を抜こうと思ったが、元気がありそうなので、インスタントラーメンだけ食べた。
 ソファで横になると癖で寝てしまう恐れがあるので、すぐに二階へ。
 連載原稿にまた手を入れたくなったので、第3稿にして送付した。
 続いて、寝室にある洋箪笥の中のスーツ類を整理した。思い切って6つを捨てることにした。ただし、自分だけでは気持ちの整理がイマイチぐらつているので、今夜、ワイフに見てもらって、慰めの言葉をもらって諦めることにした。
 続いて、半年くらいかけて整理(捨てる判断)してきた雑誌類を、紐で縛って、いつでも捨てられるようにした。
 すると、買い物に出かけるワイフが目ざとく見つけて、持って行ってくれた。
 やはり、アレルギー薬を飲まなかったせいか、眠くならない。
 続いて、先週県図書で借りた本をざっと確認して、今後の方針を決めた。貴重な上下巻の資料はコピーする(古本も非常に高価なので)。1冊は読んで、必要なところをpdfにしたが、ネット検索したら古本が安く出ていたので発注した。1冊は人物伝で使い道があり、ネットで安く出ていたので発注した。もう1冊が難物で、新品はない。古本は定価の10倍くらいする。しかしこの本、前に借りた人が、そこら中に鉛筆で傍線を引いている。とんでもないボケ野郎だ。恐らくボケ老人。なぜなら、傍線部分を分析すると、意味がない。ところどころ、知っているから傍線を引いたとしか思えないところがある。返却時、私が疑われるのはいやだから、すべて消し込みで消した。今後の方針は未定。
 夜になっても風はおさまらない。が、涼しいのは助かる。

6月13日(水)「久々の電動草刈り・・・の風さん」
 我が家は比較的来客が多い。ワイフのトールのサロンメンバーが中心だが。ワイフは必ずコーヒーを淹れて出す。美味しいと言われることが多い。その理由の一つが今日分かった。浄水器の水を使っていることだ。この水は本当に美味しい。どんな味かと言うと、子どもの頃、山に登って飲んだ湧き水の味や、信じられないほど透き通った沢の流れの水の味、あれを思い出す。普通のミネラルウォーターの水では感じられない味なのである。
 今日も朝から晴れているが、風はまだ強い。
 カウントダウンに入ったリハビリに出かけた。
 気候が良いせいか、患者が少ない。空いている。環境が体調に影響している証拠だろう。もう両腕を高く伸ばしても、両方とも耳にさわる。つまり、五十肩だった左腕はほぼ右腕と同じ可動範囲になってきているのだ。これなら今月いっぱいで堂々とリハビリを卒業できるだろう。
 帰りにホームセンターに寄って買い物をし、続けてUFJのATMに寄ってリフォーム代の振り込みをしようとしたら、金額オーバーで拒絶された。
 止むを得ず窓口のある支店へ向かった。こういうこともあろうかと、届け出印も持って来ていた。
 支店で聞くと、キャッシュカードを使ったATMでの振り込みは100万円までとのこと。やれやれと思いながら、手続きをしていたら、そのキャッシュカードの磁気データが破損していると教えられた。これまでATMで何事もなかったと言ったら、ATMの機種によっては、磁気データでなく、ICチップから読み取るとのことだった。ここでまたキャッシュカードを作るなんて面倒だったのでやめた。
 帰宅し、屋外作業を少ししてから、昨夜の残り物でランチにした。
 外の風がいくらかおさまってきたので、再び屋外作業に出動した。電動機を使った草刈りである。こまめにやっておかないと、作業は大変になるばかりだ。
 愛工大の非常勤講師をやめたので、色々な作業ができるようになった。来月からはリハビリもなくなるので、前向きにトレーニングやウォーキングもできるようになるだろう。
 明日からまた出かけるので、その準備をして就寝した。

6月14日(木)「打合せは成功・・・の風さん」
 通勤通学時間帯を過ぎた電車で出発。ちょっとのんびりムードがあるが、いいかな。
 上京スケジュールはルーチン化している。名駅でポストに投函し、コンビニで昼食のパンとコーヒーを買い、裏口から新幹線改札口へ。こだまのグリーンに乗車する。席は必ずコンセントのある場所だ。
  MacBook Airを立ち上げて……、となるのだが、今日は変だぞ。何とOSの更新が指示された。iPhoneでつないでいるので、ちょっと不安だったが、実行した。
 今日は出版社との打合せである。待ち合わせ場所は、御徒町駅から降りてすぐの松坂屋前。ギリギリの計画を組んでいたので、乗り換えに余裕は全くなかった。しかし、見事に約束の1分前に到着した。
 今回のテーマでの打ち合せは初めてで、しかも難物なので、ちょっと時間をかけた。しかし、だいたい方向付けというか、認識の共有ができたので、成果があった。ただし、出版目標時期はかなり先になる。
 続いて、上野の科学博物館で開催されている「人体展」を、見ようと、編集者と徒歩で向かったのだが、大混雑だった。チケットの購入だけで30分ぐらいかかるらしい。諦めて、近くのカフェで雑談することにした。
 常宿のホテルには予定より早くチェックインできたので、最近観たかった映画鑑賞をすることにした。ケビンコスナーの「ネスト」を視たのだが、ホラー系のエンターティンメントで、終わり方もハッキリせず、中途半端な作品だった。そういう意味で、勉強になったと思う。つまり、思わせぶりな中途半端な終わり方は後味が悪いということだ。
 それから晩御飯を食べに外出したのだが、いつも行くファミレスである。前回のご褒美でドリンクバーがただになった。
 肉と野菜だけの食事にして、さっさと引き上げた。
 余裕があり過ぎるのも考えもので、結局、ツムツムをやりまくって早めに就寝した。

6月15日(金)「鉄太じゃないけれど・・・の風さん」
 退社して4年が過ぎている。天気が気になる男に変化したのは滑稽だ。
 6時に目が覚めたが、もっとゆっくりしようと7時起床。余裕でストレッチもし、8時過ぎに朝食を摂りにロビーへ降りた。
 しっかり食べようと思ったわりに食べられない。外はまだ雨になっていないが、道行く人たちは傘を持っている。
 チェックアウト前に少し仕事をと思っていたわりにはかどらない。もともとすべてがのろまではある。丁寧過ぎると言えば聞こえは良いが。
 予定通り9時半にチェックアウト。駅まで歩いて10分だ。曇り空で風が吹いているわけでもないのに、やけに肌寒い。変な梅雨だ。
 今日は電車とJRと東武鉄道を乗り継いで、栃木県の佐野市まで行く。佐野郷土博物館で栃木の算額展をやっていて、現存最古の算額の現物が見られるのだ。8月の全国和算研究大会の時にはもう見られないという話だったので、無理して出かけてきた。ただし、疲労もあって、マイカーでなく電車に決めた。
 乗り換えを楽にしようと、早い電車に乗った。ところが、新宿での乗り換えからちょっと怪しい雲行きに。トラブルで電車が遅れている。それならなおのこと早めの電車で、と思っていたのに、その電車までが遅れて出発した。そのため次の乗り換えに間に合わず、結局、後から来る、当初予定の電車に乗ることになってしまった。
 ホームに立っていると、雨がどんどん強くなってきた。寒さも増してくる。地元の人たちは上着を羽織っている。
 当初予定の電車も5分遅れてやってきた。次は、東武鉄道の特急へ乗り換えるので、特急券も購入する必要があった。乗り換えが心配な状況になってきた。計画では乗り換え時間は9分だったが、成り行きでは4分になってしまう。やばい。
 ところが、5分遅れてやってきた電車の運転士が気を利かしたのだろう。直線を軽快な速度で走って、3分挽回してくれた。
 結局、朝から4回乗り換え、2時間半かかって佐野駅に着いた。雨はぽつりぽつりとしか降っていなかった。
 駅員に博物館の場所を尋ねたら、地図を出してくれて、多分この辺だと教えてくれた。有名な施設ではないらしい。この親切な教えは、残念ながら間違っていて、ずいぶん遠回りをして目的地に着いた。
 親切な学芸員が案内してくれて、ゆっくり鑑賞することができた。それはとても良かったのだが、問題の算額を所有する神社の宮司と昨日相談し、8月の全国和算研究大会でも見られることが決まったという(笑)。
 問題の算額は火災で類焼し、炭に近い状態だった。しかし、板として残っている部分は文字が読める。被災前に拓本もとってあったので、復元算額ができたのだ。
 帰りは雨が降ってきた。学芸員が親切にも、算額を所有する星宮神社を経由して、駅までクルマで送ってくれた。8月の大会は、星宮神社の裏にあるホテルが会場だ。2か月半後にまた来ることになる。
 3時に佐野を出発し、帰宅したのは9時過ぎだったから、今日はだいたい8時間くらい移動に使ったことになる。物好きとしか言いようがない。

6月16日(土)「今日も出歩いて・・・の風さん」
 8時間睡眠で起床。ワイフも今日はオフでのんびりしている。
 これからのことを考えて、外の用事をすることにした。台風一過の青空だ。
 出発前にツムツムがピックアップガチャになっていたので、すべてゲットした。
 1時間以上キャメロンで走って床屋へ行った。夏向きに短く切ってもらった。
 続けてカリチューへ行き、12か月点検と修理の相談をした。キャメロンの幌の後ろの部分に亀裂が2本できていた。ガムテープでも貼れば応急処置はできるだろうが、もっと良い方法がないか相談した。難物だった。検討をお願いしてとりあえず帰宅。
 途中、ドラッグストアで買い物をして、家に着いたのは午後5時だった。
 朝は元気だったのに、もうヘロヘロだった。今日はおとなしくしていた方が良かったのかもしれないが、明日は明日で予定がある。

6月17日(日)「風呂洗いと墓参と・・・の風さん」
 朝食後、週末の風呂掃除をした。今日は曇りだが雨は降らないので、風呂掃除にはまあ安心。
 たまっている雑務をこなさなければ本格的な執筆を再開できないのだが、イマイチ体のキレが悪い。ストレッチはちゃんとした。
 夕方、ワイフと月例の墓参に出かけた。二人でやるので、テキパキとこなすことができる。終わって周囲を見回すと、だいぶ雑草が伸びている。近所の人なら毎月のように来れるが、遠隔地の人となると、ここまで来るのは大変だ。私たちの次の代になると、どうしたら良いのだろうか。墓じまいなどという物騒な言葉があるが、そんなことはしたくない。永代供養をお寺にお願いすることになるのだろうか。
 買い物を兼ねて、ホームセンターへ行った。30年近くも住んでいると、物干し台も壊れてしまう。既に2代目がみっともない状態だ。10年が限界なのだろう。次の10年のための物干し台をチェックした。残念ながらお洒落なものはなく、ノーマルタイプを選んだ。次回、私が購入してくることになる。
 一緒にスーパーで買い物をしたので、その中に枝豆が入った。こうなるとビールである(笑)。ただし、第三のビール。
 二人ともアルコールに弱いので、酔っ払って、仕方なくテレビを眺めていた。
 9時からは、お医者さんのドラマ。リアリティと劇画調のちゃんぽんだが、それなりに面白い。ただし、脇役の人物設定に弱さがあり、演技力不足が見えてしまう。小説では気を付けなければならない点だ。

6月18日(月)「ハエと蚊にバカにされ・・・の風さん」
 いつものようにゆっくり寝ていたら、大きな地震があった。揺れている時間が長かったので、またどこかで、と不安が頭をよぎった。
 起床すると震源地は大阪。震度6弱だという。都会での地震。しかも週明けの月曜日ではないか。今年は今のところ過ごしやすい梅雨なので、ようやく天変地異も起こらなくなってくるだろうと期待していたのに。
 朝食後、長男の代わりに役場へ出かけた。住民税の通知書に疑問があったからだ。税務課で尋ねると、長男が確定申告をした後で、複数の給与情報が届いたので、合算して通知したという。それら複数の給与情報について、長男に調べさせることにした。
 長男は仕事のため京都にいる。
 連絡すると、地震の影響はなかったという。複数の給与情報については、理解できないものが含まれていたらしい。いずれにせよ、詳細調査するとのこと。
 役場の帰りにJPで投函し、ドラッグストアで本のコピーをとった。
 昼食は軽くしたのだが、なぜか疲労感に襲われて、また昼寝してしまった。
 夕方、書斎に入ると、階下にいたハエがいつの間にかそこを飛び回っていた。殺虫剤を持って来て、駆除の機会を狙うことに。
 昼間できなかった雑用を夜やっているうちに、早就寝時刻になった。
 ベッドで読書を始めたら、頭の周囲で羽音がする。不快な音だ。……と、私の本にそいつがとまった。大きな蚊だった。電子蚊取りを持って来て、ベッドサイドに仕掛けた。

6月19日(火)「物干し台で疲労・・・の風さん」
 今朝は早起き。ワイフを駅まで送ったついでに郵便物を投函(一度にできることでも、何回にも分けて行なっている)。
 先ずは雑務処理。途中で役場へも昨日の件の続きを電話しておいた。昨日のハエは現れなかった。
 午前中ラストのリハビリ予約に合わせてキャメロンで出発。いつも通りにこなした。
 続いてホームセンターへ行き、日曜日にワイフとチェックしておいた物干し台を購入。運搬のため軽トラを借りた。
 小学校のPTAの役員をしていた時、廃品回収で運転して以来の軽トラだった。懐かしさと楽しさを感じる。会社員時代は、業務で会社の色々なクルマを借りたので楽しかったが、退社後はそんな機会は減っていた。ま、とにかく、ひどい軽トラだった。エアコンもついていないが、今日は曇りだったので問題なかった。走行距離はキャメロンの6分の1なのに、だいぶ傷んでいる。
 買った品物をおろし、引き取ってもらう物干し台などを積み込んでから記念写真をパチリ。
 ホームセンターへ戻り、作業終了と思いきや、引き取りは購入数と同じと言われ、物干し台1セット分を自宅へ持ち帰ることになった。軽トラは2時間まで無料なので、それまでに戻って来いという。追加料金が必要というより、他の利用客が出現した場合困るからだろう。軽トラ1往復ですむところを2往復して疲れた。
 最後にキャメロンで帰宅したのだが、結局、3往復したわけだ。
 インスタントラーメンを食べてから、購入した物干し台のセットに取り掛かった。すると、雨が降ってきた。やれやれ。
 この時点で3時過ぎ。もう疲れ切ってしまい、また昼寝だ。
 夕方、カリチューから電話があった。今回の修理は対応可能らしい。やってもらうことにした。
 昼寝したが、気合が戻らず、ツムツムばかりやっていた。
 8時過ぎにワイフが帰って来て、物干し台の話をしたら、現有の竿まで捨てる必要はなかったと言われガックリ。
 就寝前の読書を始めたら、また耳元で「ブーン」。蚊は死んでいなかった。電子蚊取りを再セット。

6月20日(水)「雨の中出動・・・の風さん」
 朝から雨。今日は梅雨時らしい湿っぽい天気だ。
 朝食後、キャメロンで外出。いつもと違う(北の)ホームセンターへ向かった。最近、ある品物を探している。マガジンラックに代わる木製のボックスである。条件は、木目がちゃんと出ていること。周辺とデザイン的にマッチしないと意味ないのだ。もちろんサイズの制約もある。
 駐車場から雨の中走って店内へ。この間から3軒目でようやく目的の品物を発見した。うまい具合に、棚の中におさまる布製のボックスもあった。雨の中、出てきた甲斐があった。
 今度は戻る形で針路を南へ。先日の、コピーの続きだ。時間はかかったが、購入困難な2冊が、紙データとして確保された。
 帰りにJAで生活費をおろして帰宅。
 早速、ボックスを組み立てた。ほぼ期待通りの収納が確保された。最終的には金曜日までに、整頓することになる。
 遅い昼食を、またインスタントラーメンで済ませたところで、疲労が一気にやってきて昼寝。フルタイム勤務は無理な老人らしい。
 カリチューから電話があり、キャメロンの幌の修理が難しくなったことが判明した。もうこうなったら、自分で応急処置するしかない。
 晩ご飯の後、やっと執筆再開。長い道のりだった。

6月21日(木)「曇りでも出動・・・の風さん」
 雨は上がったが曇り。天気予報によると明日は晴れるが、明後日からまた雨だ。こうなると、今日と明日の屋外作業の振り分けが重要だ。
 午前中にクロネコが物干し竿を持ってきた。捨ててはいけない竿を捨ててしまったので、その穴埋めである。老化するとボケミスが増えるが、その穴埋めは結局お金だ。
 午後、物干し台に竿を追加したが、イマイチ、配置が気に入らない。こういう時は、少し時間をおくに限る。
 疲れてまたソファでダウンしていたが、やらねばならぬ、と気合を入れて起き出し、屋外へ出動。
 家の周囲、裏の土地の周囲の草を手でむしって、除草剤を散布した。除草剤は葉っぱから吸収されて効果が出るタイプである。明日は晴れるので、今日散布するのがベストだった。また、この除草剤はスギナには効果がない。むしるのも今日がチャンスだった。
 県図書で借りた5冊のうちの1冊を読むと、なかなかの良書である。しかし、もう古本しかなく、しかもべらぼうに高価だ。そこで、全ページPDF化することにした。要領よくできた。

6月22日(金)「晴れたらもちろん出動・・・の風さん」
 予報通りに晴れたので、予定通りに行動してみよう。
 今日は結婚式出席のため次女が帰省してくるので、先ずは風呂洗い(その前にストレッチはしておいた)。
 気になっていた物干し台の位置を修正した。
 次は裏の土地の電動草刈りだ。梅雨の時期は晴れている日に確実にやっておきたい。途中でナイロンカッターがなくなったので補充した。鎌でも少し刈り、道路へ飛散した葉っぱを掃除し、道具を洗って終了。毎回けっこうな時間がかかるが、運動だと思ってやっている。
 昨夜の残りで高速ランチ。
 気温が上昇しそうな好い天気だが、屋外作業は終了している。安心してアクアで出発。
 北のホームセンターで買い物をしてからGSで満タン給油。
 戻りつつ、自宅を通り過ぎて、ドラッグストアで2枚コピー。そこから、地元の図書館へ行き、県図書で借りた本を返却した。この時、ボケを1発。来年の講演を依頼してきた別の図書館の取次ぎをしてくれた人にお礼を言ったのだが、実は別人だった(笑)。すぐに判明したのだが、私は以前からいるその人を、先日電話をかけてきた人と勘違いして長々と話をしていた。
 帰宅し、ぼろになっていたマガジンラックの中身をボックスへ移動させた。整理整頓作業になるので、けっこう時間がかかった。しかし、これでFAX台の周辺がスッキリしてきた。あとひと息だな。
 ここまでで疲労困憊。ソファでダウン。外は晴れているが、開けた窓から爽やかな風が入って来て気持ちいい。不思議な梅雨だ。
 外出していたワイフが帰宅した。次女の帰宅時刻が早まったので焦っていた。
 夜勤だったが有休にした次女が早めに帰宅したので、一緒に晩御飯を食べた。

6月23日(土)「ひたすら屋内作業・・・の風さん」
 梅雨空に逆戻り。しかし、常に天気予報をチェックしているので、慌てない。
 今日は屋外計画は作っていないので、ひたすら屋内作業に専念だ。
 先ずは入念な(?)ストレッチからスタート。ルーチンを次々にこなしていく。
 昼食は昨夜の残り物で済ます。白湯を飲み物にしたが、実に美味い。水が良ければ沸かしてもいい味になる。
 身辺整理も今日の重点取り組みだ。特に、急きょ必要になった寝室の衣類の整理を少しでも前進させねばならない。
 久しぶりに雑誌も1冊読んで、重要記事をPDFにした後、廃棄した。
 夕方までに、ワイフの用事も終わり、知人の結婚式に出かけていた次女も帰宅した。
 3人でホットタイムができた。
 執筆のための読書と資料整理をしているうちに早晩ご飯の時刻になった。ビールもどきを飲みながら餃子を食べたが、酔っ払ってしまった。
 就寝前に執筆のための準備を少しした。
 結局、雑務中心だったが、すべて必要な雑務だった。

6月24日(日)「38年間ご苦労さん・・・の風さん」
 朝方雨が残っていたが、だんだん天気は回復してきた。
 次女は帰り支度を急いでいる。勤務地まで少なくとも4時間はかかるので、けっこう大変な移動だ。駅まで送って行った。
 今日の寝室の整理は、寝室付属の物入れの中の、ファンシーケースの撤去である。入社した時に購入して独身寮に設置したので、もうかれこれ38年になるか。中の衣類の整理に3回くらいかけて空っぽにしてあった。ファンシーケースそのままで外に出せないので、物入れの中で分解作業をおこなった。意外とスムーズに終了した。お役目ご苦労さん。
 英会話以外のルーチンもちゃんとこなして、いよいよ執筆となったら、足がだるい(笑)。長女からプレゼントされたマッサージ器でしばらくもんだら楽になった。
 その頃、クロネコもやってきた。
 恒例のホットタイム(私たち夫婦の間では「雪だるま作ろう」という暗号で伝え合っている)を終えて、ようやく執筆前の資料読みに入った。第一章の課題があって、そのための資料読みである。
 晩ご飯の後、「ブラックペアン」の最終回を観て、ストーリー展開の勉強になったのだが、再び資料読みの続き。
 寒がりのちび助が色々な場所にもぐり込んでいる。少々心配。

6月25日(月)「2年3か月のリハビリが終了・・・の風さん」
 朝食後、ルーチン雑務を急いでこなし、リハビリに出かけた。
 2016年3月から始まったリハビリである。過去2回五十肩を経験し、無理やり動かすことで病院に行くことなくやり過ごしていた。六十代になってもう五十肩はないものと思い込んでいたのが運の尽き、約半年間放っておいたら次第に悪化、筋トレもできなくなった。たまたまお尻の病気で入院・手術した病院の看護師から「腱が切れているかもしれないから外科で診てもらうべき」と言われ、かかりつけの整形外科を受診した。幸い腱板が断裂していることはなかったが、五十肩でリハビリが必要となった。
 それ以前にワイフが五十肩で3年間苦しんでいたので、それなら自分は半年で治してみせる、と豪語したものの、そして毎週まじめに通院したものの(PTが美人だったこともあり)、回復は遅く、リハビリ回数は増える一方だった。
 手元の記録によると、今日がリハビリ通算117回目で、その期間は2年と3か月である。そして、今日が最終だった(医師とも相談済み)。もう左肩は何をしても痛くないし、上に伸ばしても左耳にちゃんと触れる。上着も普通に着られる。
 振り返ってみると、リハビリも自分の生き方(スタイル)そのものだった。一つの目標があると、根気よく、着実に取り組んでいき、成果が出るまで諦めない。そして、成果が出ると満足し、そこまでのプロセスは、(けっこう大変だったにもかかわらず)どんどん忘れ去っていく。次々に、新たな目標が見つかって、それに向かって前進しているからだ。
 帰りにホームセンターに寄って、屋内配線用カバーを購入した。これは次の目標達成のための一部分である。

6月26日(火)「リビングの配線がスッキリ・・・の風さん」
 地震はいつ襲ってくるか分からないが、天気はかなり予測ができている。しばらく雨は降りそうもなかったので、昨日、車庫の屋上に屋外用のテーブルを3つ(組み立てて)置いてみた。椅子が不足していることは明らかで、それ以外はちょっと〜といった感じ。今日はタープテントを設置してみるつもりだが、疲労の程度次第だ。
 朝食後、昨日の続きでまたホームセンターへ出かけ、帰りにドラッグストアで買い物もした。どちらも急に必要になったもので、後回しにすると気になってしようがない。思い切って出かけた。意外と短時間で帰宅できたので良かった。
 実はリビングの配線関係がぐちゃぐちゃで、何とかスッキリさせたかった。先日来、少しずつ取り組んできたのだが、とうとう仕上げをやれる状態までたどり着いた。
 そもそもボロボロのマガジンラックを片づけたことで、このぐちゃぐちゃ配線が目立つようになったのだ。配線とは、電気と電話(FAXも)と通信関係である。2階ともつながっていて、これらの接続関係は私でないと分からない。しかし、あまりにも複雑で、説明もできない。
 ぐちゃぐちゃの配線類を、屋内配線用カバーで覆ってスッキリさせた。久々に達成感を味わった。
 レーズントーストでランチにしたら、果たして疲労感がどっと襲ってきたので、ソファで昼寝し、タープテントの設置は断念した。
 目が覚めると汗びっしょりだったので、シャワーを浴びた。
 いつものように書斎での仕事は最後だった。

6月27日(水)「来年度のセミナー打ち合わせ・・・の風さん」
 まだ梅雨は明けないが、今日は晴天、気温もぐんぐん上昇しそう。
 そのような中、ルーチンを終えて、キャメロンで外出。珍しくカッターシャツを着ている(笑)。
 一般道を約50キロ走って、中産連ビルへ。ここは2度目の訪問だ。
 打ち合わせ内容は、来年度のセミナーを担当できないかということ。これまで何度も仕事を一緒にしてきているので、何でも話して、私自身が本当に役に立てそうか確認した。いくつかの合意事項がまとまったので、私からセミナーの企画をまとめて提案することにした。
 以前は、会社で経験したこと、大学であらためて学んだこと、それらを世の中に役立てたくて、どんなことでもきわめて前向きだったが、だんだん自分の実力の限界を感じ始めてきているのも事実だった。伸び盛りの若者とは違うのだ。
 帰りも一般道をひた走って帰宅した。約1時間半のドライブだが、体調はまったく問題ない。筋トレも復活させられる。
 それにしても暑い一日だった。
 今日も資料読みの続きをやった。これで第一章の時代背景はほぼ把握できた。

6月28日(木)「主人公の住所決定・・・の風さん」
 毎日毎日頑張っているが、やることは減っていかない(笑)。
 今日は雨は降りそうもなく、曇りがちだし、ワイフも珍しく手が空いているので、タープテントを駐車場の屋上に設置してみた。展開した実物を見るのも初めてだった。予想通りの大きさで満足したが、えんじ色を選んだことで、塗り替えた我が家とカラーコーディネイトがバッチリだった。これは大満足。
 テントの下にテーブルを配置して、あとはベンチや椅子をどうするかが次の大きな課題だ。
 この勢いで、寝室の自分の衣類の整理の続きをおこなった。ワイフが着手するための最低条件までできた。これからの私は1ミリずつ前進させればよいだろう。
 卵かけご飯で高速ランチを一人で終え(その間にワイフはクリーンセンターへごみの処分に行った)、書斎に入った直後、激しい疲労感に襲われたので、止むを得ず休息(来週から筋トレを再開できるだろうか)。
 夜になって執筆。第一章の時代背景を把握できたので、いよいよ主人公の屋敷のある位置を特定(フィクションだが)することにした。近所に配置する人物や事物はほぼ決めてあったので、適切な場所を決める必要があった。
 所有している資料を片っ端からあたって、この作業を続けたが、イマイチ決められない。とうとうスマホのアプリに頼ることにした。前からこのアプリの存在は知っていたが、どれだけ役に立つのか、予想できなかった。
 ところが、インストールしてみると、期待通りの情報がそこに含まれていて、自分の資料の情報不足をしっかり補ってくれた。

6月29日(金)「プロセスこそ大事・・・の風さん」
 やや早起きしてワイフを駅まで送った。よくあるルーチンの一つだ。
 雑務のルーチンを終えてから、ワイフのアクアで出かけた。来週の日曜日に元部下たちを招待してバーベキューをするため、その準備を少しずつやってきたが、いよいよ大詰めになってきた。元部下たちへの歓迎のための準備なので、とても楽しいが、大変でもある(笑)。
 今日はとうとうワイフから反対されていた(無駄遣いだと非難されていた)インスタ映えする椅子とテーブルの3点セットを買いに行ったのだ。こういった購入はすべて私のポケットマネーなので、このダメージはあとで負うことになる。金銭的なダメージなので、命に係わることではないから、とりあえずOKと(とんでもない言い訳だな)。
 行って買ってくるのは簡単だった。早速屋外で組み立てを始めたら、それを狙っていたかのように夏の日差しになった。
 作業現場は、駐車場の屋上なので、馬鹿じゃないかと言われても仕方ないが、そこへのぼる階段のてっぺんに美しい昆虫が出現した。ゴマダラカミキリムシである。紺色に白いまだら模様が、自然が生んだモダンなデザインで感心する。感動したので写真を撮って、あとでワイフへLINEで送ったら「それ害虫よ。バラの茎をかじるの」と来た。つかまえて虫かごで飼えばよかったのかもしれない。ますます忙しくなるだけだが。
 真夏の太陽の下で作業をしたので、汗だらけになり、シャワーを浴び、ひと休みしてから、ラーメンでランチにした。夏の食事は、一番がご飯、二番以下は熱いものに限る。
 しかし、疲労は深かった。書斎で横になっていたら、信じられない早さでワイフが帰宅するという。今夜はAEONで買い物と約束していたので、大慌てでアクアでAEONへ直行した。
 気まぐれワイフは、来週のバーベキューをちゃんと心配してくれていて、そのための買い物が始まった。
 晩ご飯も食べて、遅い時刻に帰宅したが、昨夜のワールドカップの試合で、日本が終盤の10分間でみっともないプレーを見せたことを知った。しかも監督の指示。これじゃN大のアメフトと同じだ。勝つことはフェアプレーよりも価値があると言うのか。反則が多かった韓国チームを笑えないな。

6月30日(土)「月末雑感・・・の風さん」
 月末である。一年の半分が終わる。夏至を過ぎて早10日。2年3か月も続いてリハビリを卒業した月でもある。身辺バタバタしていたが、そろそろ安定飛行に移れそうだ。一方、急に身辺整理を始めたワイフの馬力には圧倒される。私の10倍以上のペースだ。
 ところで、寝室のエアコンが使えないのは痛い。修理というか交換は簡単ではないので、この夏はエアコンなしで乗り切ることになるだろう。その間に、寝室の整理整頓が進むだろうから、良い機会だと思うことにしよう。
 今秋、母の七回忌が予定されている。亡くなる前の約2年間、毎月のように介護のため福島県へ通ったが、亡くなってからも、何度も遺品整理のために通った。特に亡くなってから、両親が暮らした家に一人で滞在して遺品整理をするのは、気持ち的につらかった。
 そういう時の気晴らしはLINEゲームだった。あれからアプリはいくつか増えて、今はツムツムに凝っているが、気晴らしという点では似た役割を担っている。とんでもないハイスコアは出していないが、ようやくテクニックを理解してきた段階だ。奥が深い。
 色々な心配事が少しずつ減ってきている気がする。
 晩ご飯の後、執筆を少ししたが、小説の職人としてのスキルを、ようやく実感できるようになってきた。


2018年7月はここ

気まぐれ日記のトップへ戻る